【SVs10】【最終2009/232位】ストリンダ―展開構築

どうも皆さんこんにちは、しおいぬです。

普段はシンオウ統一したり、面白そうなポケモンの可能性見出してます。

今回の記事と見比べてみるとハッピーでラッキーな気分になれます。

 

shioinupoke.hatenablog.com

↑ レギュDで組んだシンオウ統一

shioinupoke.hatenablog.com

↑ Sブーストチヲハウハネの記事

shioinupoke.hatenablog.com

↑ サダイジャ・スコヴィラン・粉カイリューとか入れてる構築記事

 

今期は途中からまさかのオーガポン・ともっこ・カミッチュ・ヤバソチャが入国したり、新規技が解禁された波乱のシーズンでしたが、ストリンダ―を入れたパーティで独自感のある構築を組めたので、構築記事を書いていこうと思います。

 

【目次】

 

 

【構築概要】

 

【構築経緯】

まず今期は、安定して勝てる並びを探した。

その結果、シーズン7(レギュDの最後のシーズン)で使っていたハッサム残飯龍舞カイリューブーエナテツノツツミの対面軸が手に馴染んだのでそこから組んでいくことに。

 

最初に、カイリューの突破力を上げるためにステロ要員を入れてみようと思ったのでコノヨザルを採用。

次にカイリューがラッシャ等の耐久系のポケモンがきついので特殊のサブエースが欲しいということで、とりあえず瞑想クレセリアを入れてみた。この時は隠密の10万こご風のやつだった。

さらに、その後ハッサムの型も変えた。当初はオボンだったが、炎オーガポンがいる時に初手に置けないのが弱いと思ったのでオッカカウンターハッサムという初手炎オーガポンと対面した時にもワンチャンある型にした。

 

ここまでの5枠は決まったのだが、あと1枠がしっくりこなかった。サポートのミミッキュを入れたりもしてみたが、微妙だった。

あと、その時はコノヨザルハッサム辺りを初手要員にしていたのだが、初手のハバカミやHBサフゴの電磁波展開に抵抗できないのがきついと感じていた。

そのため、残り1枠はサフゴハバカミの電磁波展開をメタれるポケモンが欲しいと思った。

 

そんなことを考えながらポケ徹でフェアリー半減のポケモンで検索していると、あるポケモンを見つけた。

ストリンダ―だ。こいつはフェアリー半減、電磁波無効という電磁波ハバカミに強い耐性を持ちながらも、ほっぺすりすりによってサフゴや挑発持ち相手にも一方的に麻痺を撒くことができるという中々面白い性能をしていた。

これだ、と思って採用。

最初はチョッキ持ちでほっすりが打てるジバコイルみたいな使い方をしていたが、弱くはなかったものの結局ジバコ同様ディンルーに無力という弱点があったので、ジバコにはないこいつだけの強みを押し出していくべきだと思った。

そう思ってストリンダ―の習得技を見返してみると、このポケモンは毒びしアンコ等サポート技も優秀だということに気づく。

これを見て、こいつは現環境だとサポートに寄せた方が強いと感じて、風船ストリンダ―を使うことにした。

 

ストリンダ―の毒びし展開を入れたことで詰め筋が増えたので、クレセリアも麻痺毒びし展開をより活かせる型にすることにした。そこで思いついたのが、光の粉影分身クレセリアだ。この型にすることによって麻痺毒びしを活かすだけでなく、瞑想クレセの弱点である上から物理方面で制圧されるという弱点をカバーした。

ここまでの並びで戦っていると思ってたよりストリンダ―初手が思ってたより強く、ステロ展開を使う試合が減っていたので、コノヨザルの型をステロ型から変えるべきだと思った。

そう考えた結果、最後にコノヨザルをビルドカムラ型にした。これで詰め筋を増やした。

長くなったが、これが本構築が結成された経緯である。

 

 

【個体紹介】

ストリンダ―@風船


控えめ:181(244)-106-92(12)-148(4)-110(156)-107(92)

[調整意図]

チョッキの時の流用調整。

B方面はパンチグローブ水ラオスの水流連打確定耐え、D方面は臆病ハバカミのシャドボ2耐え、Sが麻痺状態のドラパ抜き。

サフゴハバカミに祟り目の圧かけるための控えめ。

 

このパーティのご自慢枠。

初手に出して麻痺毒びしを撒くのが仕事。

同じく麻痺毒びしを撒けるポケモンとしてゲンガーが挙げられるが、ゲンガーより優秀な点は多い。

①ハバカミに有利な耐性

②ほっすりなので挑発やサフゴに阻害されない

③耐久

④麻痺無効

etc…

あと、これはマイナーの強い点だが、相手の警戒の外からの毒びし展開が強かった。

襷ではなく風船にしている理由は、地面タイプ相手にもアンコールを絡めて起点にできるようにするためだ。

ディンルー対面だと相手はステロかカタストロフィしか打てなくなるので、そこをアンコールして毒びしを2回撒きつつ相手に交代を強制させるという動きが可能だ。

襷だと毒びしを2回打てたとしても、地震を考えるとアンコールでの阻害までは難しいので、これは風船ならではの強みだろう。

あとは、拘りのランドの技を制限したり、地震飛行テラバ神速カイリュー相手に2回行動できたりする。

とはいえ、急なショック眼鏡ハバカミとかに破壊される可能性を考えると襷も普通に候補だと思う。

 

カイリュー@残飯

陽気:193(212)-159(36)-122(52)-X-121(4)-138(204)

[調整意図]

HBを1舞状態なら不一致イカサマを身代わりが耐えるところまで振った。(フェアリーテラス状態の話)

Sは1舞でツツミを抜けるところまで振った。

余りはAとDに振った。

 

本構築のMVP。龍舞からの詰めが安定して強かった。

基本的に初手対面でストリンダ―達に相手の型を特定して貰ってそれを基に詰める感じ。

例えば、ストリンダ―がラオスの水流連打でワンパンされてしまった状態。この場合鉢巻確定だからカイリューは素で龍舞安定。

また、ストリンダ―がほっすり後に抜かれたら相手はスカーフ濃厚なので、拘った技に応じて起点にしたりする。

初手で荒らされたとしても、相手の情報さえ掴めばそこから3タテできる強さがこいつにはあった。

ストリンダ―が襷ではなく風船なのは、こいつのリカバー性能の高さがあるからこそだったとも言える。

あと、フェアリー地面の範囲も優秀だった。相手がフェアリーテラバを見て鋼テラスを切ってきたところに地震を打てるのが強い。

そして、身代わりがあることでテラス択の様子見や電磁波鬼火をカモることができるのも現環境の理不尽要素を避けられるので良かった。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

臆病:131-x-135(4)-176(252)-80-206(252)

[調整意図]

ぶっぱ。

 

いつもの。俺を3度レート2000に送り出した有能。流行ってたイダイトウに対するスイープ性能が優秀だった。

 

ハッサム@オッカのみ

腕白:177(252)-151(4)-167(252)-X-100-84(S29個体)

[調整意図]

ぶっぱ。

ぶっぱにすることでようやく特化炎オーガポンのつたこんぼうを87.5%の確率で耐えることができる。オーガポン強すぎ。

(書いてる今思ったけど襷枠いないなら襷で良くないか)

Sはハッサムのとんぼの下から行動できるようにS29個体を採用。

 

オッカによって炎オーガポン入りに対しても初手に出せるポケモン

実際は、炎オーガポンをカモれた試合は少なかったのだが、カウンター自体はかなり強かった。

カイリューやランド対面で飛行テラバや地震を打ってくる輩をカウンターでカモった。

さらに、こいつはカウンターだけに囚われず相手や状況次第で剣舞バレットで荒らす方面にも移行できる点だが良かった。

 

余談

このハッサムの個体は2010年に配布されたグーンのハッサムだったのだが、奇跡的にS29のハッサムミラー抜かれ調整ができる個体だった。サンキュー小学生しおいぬ

 

クレセリア@光の粉

控えめ:225(236)-67(A0個体)-130-121(116)-140-125(156)

[調整意図]

Cを1瞑想状態でH252ドヒドイデに対してアシパで確2が取れる調整にした。

Sは準速70族+3

 

特級呪物。光の粉影分身によって物理特殊問わず無限の勝ち筋を作れる。

攻撃技は天然勢へのメタや積んだ時のパワーを考えてアシパワンウェポンにした。

悪タイプ相手に打点が無いという弱点は、毒びし展開を絡めたり、フェアリーテラスカイリューで荒らすことでカバーできた。

対ディンルーの場合、毒びし回収のために毒テラスを切ってきたところにアシパが刺さるので対悪勢の中ではやりやすかった部類。

テラスは鋼にすることでカイリューガブランドハバカミに強くした。

今回はドヒドへの火力と積んだ後の遂行速度を加味して控えめにしたが、最速にして準速水ラオスの上から殴れるようにするようにするのもありだと思う。

 

コノヨザル@カムラのみ

陽気:199(108)-135-121(164)-X-110-154(236)
[調整意図]

ランドセルさんがこの動画で使っていたカムラコノヨザルの調整にした。

www.youtube.com

(無断掲載のため何かあれば削除します)

・カムラで準速スカーフイーユイ抜き

・特化パオのつららを1回+B1↑時1発確定耐え

(ドレパンの回復で次の不意打ちを確定耐え)

・特化眼鏡イーユイの悪波確定耐え

・特化サフゴのシャドボ確定耐え

 

詰め要因兼初手で荒らす要因。今の環境はステロコノヨが多いので初手ビルドコノヨで荒らして勝てる試合もあった。

カムラこらえるで、相手から見えない勝ち筋を掴めるのが強かった。

こらえるはカムラを発動できるだけでなく、1回無理やり攻撃を受けて憤怒の威力を上げられるので実質龍舞だった。

特性はランド絡みのサイクルや岩石封じなどをカモるための負けん気、テラスは炎オーガポンに強くするための炎テラスにした。

あと、こいつは眼鏡ツツミ対面で相手のドロポンを受けると丁度カムラ圏内で耐えるので、次のターンSを逆転して突破できるのが美しかった。

 

【選出パターン】

いくつか紹介する。

 

ハッサムカイリュー・ツツミ

対面選出。初手パオジアンを重く見る時に出す。

②ストリンダ―・カイリュー・@1

イダイトウ入りにはツツミを出すことが多かった。毒びしでイダイトウの襷を潰せるのが良い。

ゴリラ入りやドドゲザン入りにはコノヨを出してた。

③ストリンダ―・カイリュー・クレセ

ジバコ等がいてツツミが出しにくい時の選出。

カイリューでいかに悪勢を排除できるかが肝。

④コノヨザル・カイリュー・ツツミ

キョジオーン入りに出すことが多かった。

etc…

 

【結果】

TN しおいぬ

最終2009(232位)

 

【終わりに】

ここまで見て頂きありがとうございます。

今期は色々波乱のシーズンでしたが、自分なりの構築で2000達成できてよかったです。

 

今回は、今までと違ってサブロムと合わせて2ロム特攻できたのも楽しかったですね。

サブロムは最後溶けちゃったので、次は2ロム2000とか目指したいですねー。

 

それはさておき、来期はついに相棒ポケモンゴウカザルが来るので、SV環境でゴウカザル入り2000目指して頑張ります!!

 

それではまた!

 

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