どうも皆さんこんにちは、しおいぬです。
普段はシンオウ統一組んでます。
↑前期作ったシンオウ統一
今回の記事と見比べてみるとハッピーで埋め尽くせます。
今回は、チヲハウハネとウインディを入れたパーティで、割かし自信のある構築を組むことができたので、構築記事を書いていこうと思います。
【構築概要】
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【構築経緯】
まず前提として今期は、シンオウ統一に拘らず色んな構築を組んでみたいという考えがあった。
理由は、前期シンオウ統一で勝てたのは、ある程度環境が固まりきってメタが貼り易かったのが大きいと思ったのと、環境が固まる前に色々なポケモン使っておけばメタがしやすいと思ったからだ。
そういった理由から今期は色んな構築を組んで試していた。
そんな時に、友人からチヲハウハネを使う方法はないかという相談を受けたので、こいつを使う方法を考えた。
チヲハウハネの部分でも書くつもりだが、このポケモン中々難しい性能をしている。パッと思いつく型だと明確に弱点があり使いづらい。しかし、考え抜いた結果、それらの弱点をカバーする型を考えた。
それが、今回のSブーストチヲハウハネなのだ。
この型を思いついて試した時、可能性を感じたのでこいつを入れたパーティを練ることにした。
まず、対面性能が高い鋼テラスの両刀チョッキカイリューの記事を発見した。
↑参考にさせて頂いたぱにぱにさんの記事
このカイリューならハネがきついハバタクカミ・ブジン・ドクガなどに対面で強く、ラッシャにも流星群連打で削れる。
そして、こいつが鋼テラスをきった際にも相性補完が良いHBオボンロトムを入れた。
その二体の弱点として、速さが足りないと感じたので、ツツミや相手のハバカミ、舞ったカイリュー・トドロクツキを上から殴れるスカーフハバタクカミを採用した。
これでカイリューハバタクカミミトムという盤石な並びができた。しかし、この三体でもきつい相手がいる。
その一つとしてカバルドン展開があったので、ハバタクカミにもニトチャ二回で倒せて、カバミトムラッシャキョジオーンを崩せる草テラス珠ウインディを採用した。
参考にさせて頂いたステイルさんのウインディの記事
そして、キョジオーンの対策や催眠対策などが足りてないと感じたので、それらの対策をしつつ予想外の崩しも行えるカムラ身代わりサーフゴーを採用した。
カイリュー・ミトム・ハバカミ・ウインディ・サーフゴー、この五体の良い所は、特殊が多くテツノカイナやジバコイルなどを誘いやすいので、この構築のスタート地点だった電気テラスのチヲハウハネにも明確に役割を与えられるということだ。
長くなったが、ここまでがこの構築ができた経緯となる。
【個体紹介】
ウインディ@命の珠
特性:威嚇
テラス:草
控えめ:169(28)-117-100-167(252)-100-144(228)
技構成:文字/テラバ/竜波/ニトチャ
[調整意図]
H:10n-1調整
C:打点確保のため極振り
S:S+1で最速ドラパルト抜き抜き調整
引用元
カバルドン周りの対策枠。ミトムだとカバはワンパンできず、不利なハバカミと対面するリスクが高い。そこで初手がハバカミでもカバルドンでも対応できるのがこの型だ。
こいつの特殊型は想定している人が少なく、草テラスでカバルドンヘイラッシャなどに予想外の崩しを行うことができた。
草テラスの副産物としてキノガッサと対面しても草テラスからのニトチャで胞子と地ならしに対応できた。
また、カイリューやミトムを見て出てきやすいミミズズ・オリーヴァなどにも特殊ウインディが刺さった。
竜の波動は、ドラゴンへの打点だが火力にはあまり期待しない方が良さそう。
チヲハウハネ@ブーストエナジー
特性:古代活性
テラス:電気
陽気:191(244)-145(A個体値11)-101(12)-X-125-146(252)
技構成:インファ/ワイボ/朝日/ビルド
[調整意図]
Hが16n-1、Sにぶっぱして余りB
今回の主役。
まずチヲハウハネの型を考えた際にパッと思いつく型とその弱点を挙げていく。
①鉢巻
・範囲的に一貫を取りづらい、ハバカミなどに上から殴られる。
②スカーフ
・範囲的に一貫を取りづらい、火力が足りない
③ビルド型
ハバカミなどに上から殴られる。草分けやニトチャでSを上げるという方法もあるが、技スぺを圧迫するし、積むタイミングが難しい。
イダイナキバとの差別化を意識する必要がある。
そして、僕が個人的に思うこいつの強さは、
・イダイナキバと違って氷が等倍でなのでセグレイブに抜群取られない、地面格闘半減なので、イダイナキバなどに強い
・ビルド朝日による詰ませ性能
ここまでを踏まえた上で、僕が考えたのがSブーストチヲハウハネだ。
この型にすることによってビルド朝日によって詰ませられる範囲が大幅に広がる。
草分けやニトチャで技スぺを圧迫せず、高いSから打ち分けも可能。
この型ならパッと挙げられるこいつの型の弱点をカバーしただけでなく、強みを最大限活かせるのだ。
Sにブーストをかけている関係上火力は低いがそこもビルドでカバーできる。
攻撃技に関しては最高打点のインファイト、テラスを切らずに撃てて飛行テラスにも対応できるワイルドボルトにした。それに伴い、テラスも電気にした。
電気にすることで、弱点の飛行をカバーできるので、鉢巻カイリューの飛行テラバを起点にできた試合があった。
地面テラスかつHPが満タンのセグレイブ対面は、上からビルド→きょけん半分入る→礫に対して朝日→HP確保したのでビルド積むなどのムーブもできる。
カイリュー@突撃チョッキ
特性:マルスケ
テラス:鋼
勇敢:185(148)-204(252)-116(4)-132(92)-122(12)-90
技構成:流星群/アイへ/地震/アクジェ
[調整意図]
与ダメ
D4振りテツノツツミ りゅうせいぐん+アクアジェット 131 ~ 156 (100.0 ~ 119.1%)
H4振りサーフゴー じしん+アクアジェット 164 ~ 193 (100.7 ~ 118.5%)
被ダメ
162 ~ 192 (87.6 ~ 103.8%) 乱数1発 : 25%(おくびょうメガネやひかえめ
ケなしで無補正ハバタクカミの
ムーンフォース ステルスロック
引用元
本構築のMVP。初手に出てきやすいハバカミ・ブジン・ドクガに強いだけでなく、裏にいるヘイラッシャに流星群で削れるのが偉過ぎた。
それ以外にも両刀にすること流星→アクジェでツツミ・イダイナキバ・クエスバトラに対面で勝てたこともあった。
セグレイブに対してもいざとなれば鋼テラスアイへで削りにいくことができたので良かった。
ぱにぱにさんありがとう。
ハバタクカミ@拘りスカーフ
特性:古代活性
テラス:フェアリー
控えめ:133(20)-X-103(220)-189(132)-156(4)-172(132)
技構成:ムンフォ/シャドボ/マジフレ/ジェム
[調整意図]
この構築に足りない速さを補完する枠。ツツミ・トドロクツキ・サザン・カイリュー・ハバカミを上から殴るのが理想。飛行テラスとウルガモス用にジェム採用。テラスは火力を上げるためフェアリー。
ウォッシュロトム@オボンの実
特性:浮遊
テラス:鋼
図太い:157(252)-X-174(252)-125-128(4)-106
技構成:ボルチェン/ドロポン/イカサマ/鬼火
[調整意図]
HBぶっぱ、余りd
補完枠。この構築でテラスを切ることが多いウインディ、カイリューが草や鋼になることで重くなるセグレイブに強い。セグレイブに対面イカサマ連打で勝てる。
鋼になれば、HPが少ない状況などでもカイリュー、ガブ、セグレイブに対して戦える。
サーフゴー@カムラの実
特性:黄金の身体
テラス:炎
臆病:176(108)-X(A0個体)-116(4)-171(140)-112(4)-149(252)
技構成:ゴルラ/シャドボ/身代わり/悪巧み
[調整意図]
H4n、不一致イカサマを身代わりが耐える、ミラー意識でSぶっぱ、余りC。
キョジオーン、催眠対策。なんで隠密じゃないのっていう疑問を持つ人もいるかもしれない。
その人たちのために説明すると、隠密だとキョジオを起点に積んだとしても後発で出てくる高速アタッカーに負けるからだ。
個人的にそれが使いづらそうだったので同じキョジオ対策ならより予想外の展開を生み出せて、キョジオ以外にも出せる汎用性のあるカムラ身代わりサーフゴーにした。
身代わりにしたことの副産物は、守るを撃ってくるラッシャやパトラに身代わりを置いたりできることだ。
テラスに関しては、パーティ単位で重いガモスやドクガ意識で炎にしたが、ぶっちゃけ飛行の方が地面技透かして身代わり置けるから強そう。
【選出パターン】
いくつか紹介する。
①カイリュー・ミトム・ハバカミ
基本選出。
②カイリュー・ミトム・チヲハウハネ
カイナ・ジバコ入りなどに出す
③ウインデイ・ミトム・@1
カバ用。
④サフゴ・ミトム・@1
キョジオ・コノヨ・ロンゲ等意識
etc…
【結果】
TN しおいぬ
最高レート 2108(23位)
最終レート 2040(484位)
【終わりに】
ここまで見て頂きありがとうございます。
今期は色んなポケモンが使えたし、人生初のレート2100が達成できたのでとても良かったです。
色んなポケモンを使えば、発想は凝り固まらず、より柔軟になっていくので良い挑戦だったなと思います。
チヲハウハネの相談をしてくれた友人にはとても良いきっかけを貰ったと思います。ありがとうございます。
来期はこの経験を活かして自分なりのシンオウ統一組んでみます!
それではまた!