どうも皆さんこんにちは、しおいぬです。
今回は、剣盾シーズン9にて結構良さげなシンオウ統一パを組むことができたので、構築記事を書いていこうと思います。
↑シーズン4で組んだシンオウ統一パの記事
今回のシンオウ統一パの記事と見比べてみると面白いかもしれないっす
【構築概要】
【現環境でシンオウ統一を組むにあたって】
まずは、現環境(s9時点)で使用できるシンオウ地方のポケモンを見ていこう。
現環境では上記のメンバーに加え、新しく以下の6匹が追加された。
今までゴースト技を透かせるポケモンがゴンべしかいなかったことを考えると、ノーマルタイプの追加は嬉しい。また、ジバコイルレントラーというサイクル要員の追加によって構築の幅が広がった。
その一方で、シンオウ統一にとってきついポケモンも増えた。特にきついのは二匹。
①ポリゴン2
耐久もあってダイマした時の火力もやばい。そして、何よりもポリゴン2の登場でトラアタと冷凍ビームを半減できるポケモンを入れないといけなくなったのがきつい。カビゴンと違って、再生技や特殊技があるので、ドータクンの鉄壁ボディプレで倒したり、ロズレイドの宿り木で嵌めるのがやり辛い。
②ウーラオス
対面めちゃつよポケモン。シンオウ統一は、全体的に足が遅くこいつよりs種族値が高いのはマニューラ、ユキメノコ、ミミロップの三匹しかいない。とはいえこの三匹がウーラオスに特別強いわけでもない。あと、前回のシンオウ統一で構築の要だったアッキドータクンも、悪ウーラオスの前では暗黒強打一発で倒されてしまうようになった。この環境でシンオウ統一を組むには、いかにウーラオスに上から制圧されないようにするかを、普通のパーティ以上に意識しないといけない。
今回はこの二匹を重点的にメタった上で、パーティを組むことにした。
【個体紹介】
ドクロッグ@気合の襷
特性:乾燥肌
寂しがり:158-172(244)-76-117(84)-85-128(180)
技構成:ダッシュ/瓦割/不意打ち/シャドボ
[調整意図]
A:ぶっぱ
C:余り
S:一舞でエースバーンを抜く調整してるキッスの上を取ることを意識した
今回の襷枠。このポケモンの優秀な点は、乾燥肌によってアクアジェットで縛られないところである。この特性と毒格闘という技範囲のおかげで、アシレーヌマリルリ絡みの構築には滅法強い。
技構成は、最高火力のダストシュート、先制技の不意打ちは確定。格闘技は、瓦割とクロスチョップの選択になる。クロスチョップは威力は100あるもののppが5、命中80などというう〇こを地で行くようなスペックなので、火力は劣るがロンゲ始動の壁構築をカモれる可能性がある瓦割に決定。
あと一つの技。この枠には、ダイマ枠をワンパンできる可能性があるカウンターが採用されることが多い。しかし、それ故に読まれることも多く、交代されて決まらないことも多い。そして、何よりもマリルリやアシレーヌと組んでいるドラパルトが身代わり持ちであることが多いのが気になった。ダッシュ格闘技不意打ちカウンターだとドラパルトに身代わりを置かれると何もできず、ただ一方的に起点にされてしまうのだ。そのため仮に身代わりを置かれても身代わりを壊すことが出来て、鬼火型にも最低限戦えるシャドーボールを採用することにした。
シャドーボールの利点は、アッキを食べさせずにミミッキュの皮を破れる、ワンチャン特殊型と誤認してくれて不意打ちが通りやすくなる、などがある。
ジバノラゴンや雨パにも刺さって、出した試合は割と安定して活躍してくれた。ただ、非ダイマ状態のポリ2に瓦割りが半分入らず押し負けたのはショックだった。頼むからこいつにインファイトを恵んでやってくれ。
トゲキッス@拘りスカーフ
特性:天の恵み
臆病:161(4)-X-115-172(252)-135-145(252)
技構成:エアスラ/マジシャ/大文字/トリック
[調整意図]
H:余り
C:ぶっぱ
S:ぶっぱ
本構築の過労枠。切り返し、詰め、崩し何でもいける。ウーラオスは基本的にこいつで見る。エースバーンに対しては、相手がダイマするかしないかを見極めて、こっちもダイマを切るか考えないといけないのがきつかった。
カバを通す場合、ポリ2にトリックして輝石を奪う試合が多かった。
お互いラス1でキッスポリ2対面を迎えた時、トリックから入るとワンチャンスピスワとかトリルで拘ってくれるので押し得。
ポリゴンZ@ヨプの実
特性:適応力
控えめ:172(92)-X-121(244)-192(156)-96(4)-112(12)
技構成:トラアタ/シャドボ/悪巧み/電磁波
[調整意図]
H-B:ヨプの実込みで水ウーラオスのインファ+アクジェ耐え
C:余り
D:端数
S:Sが一段階下がった100族抜き(最初はエレキネットを採用していたため)
初手に出して電磁波を撒く枠。ウーラオスの取り巻きにロトムがいる場合に出す。電磁波の枠は、最初エレキネットだった。ウーラオスに対してエレキネット→トラアタで突破できるのは良かったが、エースバーンに対してはエレキネットでは抜けないのでそこが少し気になって電磁波にした。
初手にポリZを出すとダイマを警戒してくれるので、それを読んで交代で出てきたドラパルトやミミッキュに電磁波を撒くのが楽しかった。あと、スピスワ持ちのポリ2にも電磁波のおかげで戦えた。
ダイマしてもしなくても安定して戦えるのが良かった。
ヒートロトム@ラムの実
特性:浮遊
臆病:143(140)-X-128(4)-142(132)-129(12)-147(220)(A0個体)
技構成:オバヒ/悪波/10万/悪巧み
[調整意図]
H:16n-1
BD:端数・DL調整
C:余り
S:最速ギャラ抜き
カバギャラ対策枠。カバが欠伸をするか吹き飛ばしをするかを読んで、行動を決めないといけない。ライジングボルトは、キッスやロトムに刺さらないので安定して火力を出せる10万ボルトにした。
このポケモンの枠は、ミトムにするかヒトムにするか悩んだが、ミトムの場合、ミトムカバジバコイルというゴリランダーに弱い三匹が並んでしまう上に、ナットレイの処理ルートが大幅に減るのでヒトムになった。
カバルドン@弱点保険
特性:砂起こし
腕白:215(252)-132-168(116)-X-92-85(140)
技構成:地震/ヘビボン/雷牙/怠ける
[調整意図]
H:ぶっぱ
B:余り
S: s28振り60族抜き
今回のご自慢枠。前回のシンオウ統一では、アタッカーカバを使っていたのだが現環境ではシンプルなアタッカーカバは厳しいものがある。HAだと珠エースバーンにダイマされると押されかねないし、ポリ2にも通りづらい。
そこで、
①エースバーンに対しての受け性能
②条件が合えばポリ2も突破できる性能
③ダイマして制圧できるだけのアタッカー性能
これらの性能を両立できる型を考えた。そこで閃いたのが、HBS弱保カバルドンである。ダイマしたエースバーンに対してはダイスチル連打でこちらもBを上げて切り返せる。ポリ2に対しては上からダイアースを撃って冷凍ビームを弱点保険の餌にする。Aは無振りだが、弱保が起動出来れば足りない火力を補える。
基本的には、キッスかカバのどちらかを相手次第でダイマエースにする。
あと、他のカバとの差別化点も書いていく。
①地震ヘビボンボディプレ怠けるのアッキカバ
・ギャラ、水ラオスへの打点の有無
・弱保によるAの上昇
②地震鈍い怠ける@1のカバ
・ダイマした時のウェポンの多さ
あと、最終日の前日まではこのカバを使っていた。努力値振りは全く同じ。この型の良さは、ヒトムに対して打点があることと砂の力によって火力の底上げができることである。こちらのヒトムキッスにバンギラスが刺さっていることもあって発動機会は多かった。
ただ、ヒトムに対しては、相手がダイマしていると押し負けてしまった。また、ギャラと水ラオスが多かったので、砂起こしの方の弱保カバに変えた。
と、こんな感じでこのカバは特性や技構成のカスタマイズ性能が高いのが良かった。今回はギャラや水ラオスを意識して雷の牙にしたが、ポリ2への突破性能を上げる馬鹿力等もありだと思う。
ジバコイル@突撃チョッキ
特性:アナライズ
控えめ:175(236)-X-135-200(252)-110-83(20)
技構成:10万/ラスカノ/ボルチェン/ボディプレ
[調整意図]
H:余り
C:ぶっぱ
S:s4振りバンギラス抜き
普通のチョッキジバコイル。ポリ2、ポリZに対しての安定した受け先。最初ギャラ意識で頑丈にしていたが、発動機会が少なかったので普通にアナライズにした。カバ意識で出てくる特殊ドラパに強いのも良かった。
【結果】
TN しおいぬ
最終レート 2001(353位)
【終わりに】
ここまで見て頂きありがとうございます。
今期は初めて最終2000以上で保存できて嬉しかったです。今まで最高2000行っても最終は19XXとかだったので…
次は最終レート2050とかいけたらいいなぁ
来期はキッスカバがいないので、正直シンオウ統一はやらないかもしれないんですが、またのんびり好きなポケモンでパーティ組んでやっていこうと思います。
それではまた!
Twitter→shioinu16dogs
質問があればツイッターのDMにお願いします!