【SV13】【最終2015/231位】混沌を呼ぶサルゴーリ構築

どうも皆さんこんにちは、しおいぬです。

普段はゴウカザル使ったり、シンオウ統一したり面白いポケモンの可能性見出してます。

今回の記事と見比べてみるとU R MY SPECIAL です

shioinupoke.hatenablog.com

↑レギュEで使用したゴウカザル構築

shioinupoke.hatenablog.com

↑レギュDで使用したシンオウ統一

etc...

 

今回は前回のゴウカザルパから一新した新生ゴウカザルパでレート2000を達成したので記事を書いていこうと思います!

 

【目次】

 

※型紹介のみを見たい方は個体紹介まで飛ぶことを推奨します

 

【構築概要】

 

【構築経緯】

これまで僕はS11で開発したスカーフゴウカザルを使用していたが、もっと色んなゴウカザルを開拓したいという思いがあった。

とはいえ、時間なくて中々考察できないし、そもそも勝てないしでどうしようかなと考えていた。

そんな時にゴウカザル使いの仲間の徐栄さんとお互いの構築相談をする機会があった。

yakkun.com

徐栄さんの構築記事

 

徐栄さんは襷ゴウカザルで結果を残している方なので、何かヒントを掴めればと思い、構築の組み方やゴウカザルがきつい水ラオスへのケアを聞いてみた。

徐栄さん曰く、裏エースをスカーフ水ラオスの起点にできるようにしたり、見せ合い段階で水ラオスを牽制するという工夫をしているとのことだった。

僕は今までスカーフ水ラオスにも無理やり仕事ができるようにスカーフ鬼火型を使用していた。

しかし、徐栄さんとの構築相談で「構築単位でカバーすればスカーフ水ラオスの水流連打に勝てないゴウカザルでも良い」という発想に至れたので、スカーフゴウカザルで固定された思考を崩すことができた。

そして、スカーフじゃなくても良いとなれば、以前考えたゴウカザルが使えるのではないかと思った。

それこそが電気玉投げつけるゴウカザルだ。

電気玉であれば、ブーエナカミやサフゴ相手に麻痺とステロを撒くことができるので、襷とはまた違った面白い動きができると考えた。

ゴウカザルの型が決まったので、他の取り巻きを固めていくことにした。

まず、水ラオスに強いエース枠として剣舞水オーガポンスケショカイリューを採用。

(この時点ではオーガポンが蔦棍棒ウッドホーン岩石封じの3ウェポン、カイリューの電磁波が身代わりだった)

そして、麻痺を活かせるスイーパーのブーエナ瞑想身代わりハバカミを採用。

そして、相手のパーティ次第で毒びしを撒ければと思い、安心と信頼の風船ストリンダ―を入れた。

ここまでで受けサイクルがきついと思ったので、身代わりムラッけで麻痺・火傷・毒びしを活かせる裏エースオニゴーリを採用することにした。

最初の方は水ラオスのケアをするために、ストリンダ―・オニゴーリ・ハバカミ・オーガポンのテラスを水にしていた。

しかし、今度は相手のテラスしたカイリュー(特にスケショ)がきつかったので切り返し手段が欲しいと考えた。

そこで、DLC後編で追加された虹テラスなら全テラス対応できるくね?と思い、ハバカミとオニゴーリを虹テラスにしてテラバーストで切り返せるようにした。

(この時点ではハバカミがムンフォテラバ瞑想身代わり)

そして、オーガポンを甘える光合成剣舞にすることでカイリューラオスを弱体化できるようにした。

その後、オーガポンの切り返し性能が想定してたより良かったことと、ハバカミがテラスしてない状態の汎用性が微妙ということでハバカミのテラバをシャドボに変えた

また、カイリューがブーエナハバカミに切り返されるので電磁波で上を取りつつ起点を作れるようにした

長くなったが、このような微調整の結果、この構築が完成した。

 

【個体紹介】

ゴウカザル@電気玉

陽気:177(204)-124-108(132)-X-91-165(172)

[調整意図]

HBは意地パオジアンのサイコファング確定耐え

HDが眼鏡ムンフォハバカミの眼鏡ムンフォ中乱数耐え

Sが最速ウーラオス抜き

 

今回の構築の要。

状況次第で麻痺、鬼火、ステロを撒いて裏のサポートをする。

起点作りができる格闘タイプとしてコノヨザルが挙げられるが、差別化点は多い。

眼鏡ムンフォを耐えることと、ラオスの上から鬼火を絡めた起点作りができる調整を両立できるのは、ゴウカザルならではの強みである。

そしてハバカミ眼鏡ムンフォを耐えるということは、持ち物もある程度自由度があるということだ。

そこで、僕は過去に考察していた電気玉投げつける型を思い出した。

これなら、サフゴやハバカミ相手にも麻痺を入れて起点作りができるのではないかと考えた。

その結果、相手の思考の外からの起点作りをすることに成功した。

ただ弱点として、挑発された後できることが少なかったり、キョジオーンにはほぼ何もできないという弱点があるので、アンコールの枠は諸説。

試したものだと、挑発・吠える・岩石封じ。

裏でカイリューケアできるなら焼けっぱちもありかもと思った。

 

ストリンダー@風船

:182(252)-106-95(36)-135(4)-116(124)-107(92)

[調整意図]

HDを特化暁ガチグマのブラッドムーン+真空波耐え

Sは麻痺状態のドラパ抜き

余りはなるべくBに振った

 

毎度おなじみの風船ストリンダー。

前回の記事ではがむしゃらを採用していたが、

①ガチグマ相手には毒びしからのアンコールでブラッドムーンを固定する動きの方が立ち回りやすかった(ブラッドムーンをアンコすると、次のターンは悪あがきになるから)

②ハバカミサフゴの削りができる方がよかった

これらの理由で今回は祟り目になっている。

ランド相手に負担を与えたい場合は毒々もありかも。

 

オニゴーリ@残飯

臆病:187(252)-90-100-100-101(4)-145(252)

[調整意図]

HSぶっぱ

余りD

 

今回の悪魔枠。

最初の数戦はガチグマ対策の飛行テラス、その後はラオスケアの水テラスを試したが、微妙だった。

(ちなみに水テラスでも普通に水ラオスの水テラス水流連打に押し負けた)

受け破壊の絶対零度を採用して1ウェポンにする関係上、どの技にしても半減で通りが微妙になる。

特にテラスを切ったカイリュー相手だときつかった。

そこで何か良い方法はないかと考えた結果、テラス相手なら問答無用で抜群が取れて全てのポケモンに等倍が取れる虹テラバースト型を思いついた。

虹テラスのデメリットは

①テラバーストを撃った後AとCが下がる

②耐性を変えられない

だが、①はムラッけガチャをしてる間に失ったAとCのどちらかが上がればチャラにできるし、耐性方面は麻痺で相手の動きを阻害すればカバーできる。

実際問題フリドラを警戒してテラスを切ってくるカイリューラオスに能力の上昇次第で勝てたので、1つの型としては面白いと思った。

ちなみに、虹テラスの副産物と言ってはなんだが、テラスを切っても零度の命中率が30%なのがよかった。

 

とはいえ、今回零度を採用したのは、天然持ちへの崩しのためなので、虹テラスを軸に型を考えるなら虹テラスとフリドラの2ウェポンならテラス前と後両方のカイリューラオスの弱点を突けるので良いと思った。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

臆病:143(100)-X-92(132)-174(148)-156(4)-188(124)

[調整意図]

HBは無振りキョジオの塩漬けを最高乱数以外耐える

Cは1段階上昇のムンフォで無振り等倍ラオスが落ちる

Sは準速135族抜き

 

スイーパー。麻痺火傷を活かして身代わり瞑想の起点にする。

シャドボの枠は構築経緯でも触れた通りテラバにしていた時があったが、テラスしていない時の汎用性とステラ状態のシャドボムンフォが十分強かったので、シャドボにした。

瞑想1段階積んだ状態で身代わりを残せればそのまま全抜き狙える強さがあった。

 

カイリュー@いかさまダイス

陽気:167(4)-186(252)-115-X-120-145(252)

[調整意図]

ASぶっぱ

余りH

 

無難に強いエース。

最初は身代わりを持たせてブラッドムーン大地真空波型のガチグマやキョジオをカモろうとしていたが、

①ガチグマがハバカミ水オガポで割となんとかなった

②速いブーエナハバカミが多く上から切り返された

③結局鉄壁や地震持ちのキョジオはきつい

という理由で身代わりを電磁波にした。

これによって龍舞なしでとりあえずスケショして、電磁波で上から送りバントする動きができるようになった。

火力不足を器用さでカバーできたので割と技変えてよかったと思う。

 

オーガポン@いどのめん

陽気:165(76)-162(172)-105(4)-X-117(4)-178(252)

[調整意図]

Aは2段階上昇のテラス蔦棍棒でB4カイリューをステロ込みで確定1発

Sはミラー意識で最速

余りはHBDに割り振り

 

今回のMVP。

甘えるによって切り返しと自身を含めた全員への起点づくりを可能とする。

カイリューラオスには上から甘えて弱体化できるのでとても使いやすかった。

非テラス状態の水流連打無効が偉すぎた。

1ウェポンにする不安も多少あったが剣舞棍棒であれば並大抵のポケモン相手なら貫けるのでそこまで困らなかった。

テラスすればハバカミにもやれるので、かなり強かった。

あと、ステロなしでも甘えるでカイリューに抗えるので、ステロに依存しすぎない性能をしてたのもよかった。(選出の自由度が上がるので)

 

【選出パターン】

いくつか紹介

 

ゴウカザル・オーガポン・ハバカミ

一番スタンダードな選出。初手の状況次第でどっちかの起点にする

ゴウカザル・オーガポン・オニゴーリ

ハバカミだときつそうな時

ゴウカザルオニゴーリ・ハバカミ

ラオスがいない時は場合によって出す

オニゴーリ・ストリンダー・カイリュー

受け構築用 ラウドボーンはパンクロックストリンダーでお茶濁しする

etc...

 

【結果】

TNしおいぬ

 

最高228位(シーズン終了30分前)

 

その後数戦し、

最終レート2015(231位)

 

【終わりに】

ここまで見て頂きありがとうございます。

今シーズンは、新しいゴウカザルや虹テラスオニゴーリを開発できてかなり面白かったです。

そのきっかけとなったのは、同じゴウカザル使いの方と構築について話せたことだったので、他の人の意見を吸収できる機会はとても大事だと思いました。

 

今年も色々なポケモンを開拓したり、あわよくば最終2桁や2100を目指したいですね!

マイペースに頑張ります。

 

それではまた!

 

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