第4回TOP25%禁止杯 最終3位どろかけヨロギスピンロトムが強い構築

どうも皆さんこんにちは、しおいぬです。

今回は3月27日に開催された「第4回TOP25%禁止杯」で最終3位を取れたので、

構築記事を書いていこうと思います。

 

主な大会ルール

・使用率上位+α、禁止伝説、幻ポケモンの禁止(画像参照)

ジーランス・ホエルオーを手持ちに入れるとレジ系(エレキを除く)を使える

・過去作の技あり

第4回TOP25%禁止杯 使用禁止.png

黄枠=追加で禁止されたポケモン 青枠=条件を満たせば使えるポケモン


 詳細は主催の海鼠さん(@namaco08)のブログから↓

taraco08.seesaa.net

 

【目次】

 

【構築概要】


【個体紹介】

 

スピンロトム@ヨロギの実

特性:浮遊

臆病:125-X-128(4)-157(252)-127-151(252)

技構成:10万/エアスラ/泥かけ/悪巧み

[調整意図]

B:余り

C:ぶっぱ

S:ぶっぱ

 

本構築の中核かつご自慢のポケモン。本大会でのこいつは、悪巧みダイジェの破壊力や相手の飛行タイプに強いダイジェ枠であることから、対策必須レベルの強さだった。

しかし弱点もあった。主な弱点としては、

①岩技でゴリ押しされる

 etc.

②電気・飛行を半減にされる

 etc.

などが挙げられる。

実際、試運転の時点でこれらの対策をしている人は多くいた。そこで僕は、それらの対策を逆手に取れる型はないかと模索した結果、今回のスピンロトムの型を思いついた。

①で挙げているポケモンは、ヨロギの実で岩技を一回誤魔化せれば、返しの技で倒すことが可能である。

また、②で挙げられているポケモン(あとセキタンザン)は、地面が4倍弱点であるため、泥かけを媒体としたダイアースで逆にカモにできる。

この型であれば通常のスピンロトム以上の抜き性能を持つことができる。

 

ただし、チョッキガチゴラスとかギガイアスとかは普通にきつい。あと、マッギョは+2ダイアースでも倒せない。

なによりも、泥かけという技を覚えさせるために、hgssで32BPを消費しないといけないのがきつい。

とはいえ、こいつがいないとこの結果は出なかったといっても過言ではなかったポケモンだった。

 

シルヴァディ@命の珠

特性:ARシステム

臆病:171(4)-X-115-147(252)-115-161(252)

技構成:破壊光線/10万/てっこう/放射

[調整意図]

H:余り

C:ぶっぱ

S:ぶっぱ

 

初手ダイマ枠。ロトムウォーグルなどの上からダイアタックで圧をかけられるのがめちゃくちゃつよかった。

あとの技は

①10万 水タイプへの打点・ダイサンダーにした時に欠伸等の催眠対策ができる

②てっこう フェアリーへの打点・弱保レジロックの対策・B上げられる

③放射 草・鋼への打点・雨パへの嫌がらせができる

という理由でこの3つになった。

 

ヤドキング@カゴの実

特性:再生力

図太い:201(244)-85-139(212)-120-130-52(57)

技構成:熱湯/地割れ/トリル/眠る

[調整意図]

H:奇数

B:余り

S:4振り35族抜き

 

VC版赤緑からやってきた怪物。

切り返しのためのトリル枠と、パーティ全体でしんどいタイプ:ヌルなどの耐久ポケモンへの崩し枠を両立したかったので、この技構成となった。地割れを採用することで、無理やりダイアースを積んでこいつ自身を要塞化することもできる。

なぜ怠けるではなく眠るを採用しているのかというと、地割れを撃たないといけないようなポケモンは毒々を採用しているパターンが多いからだ。

ねむカゴにした副産物として、ジーランスの欠伸対策ができたのはうれしかった。

あと、ニダンギルには地割れが確定で当たったので、めっちゃにやにやしてた

 

サメハダー@気合の襷

特性:加速

意地っ張り:145-189(252)-61(4)-X-60-147(252)

技構成:アクブレ/フェイント/嚙み砕く/インファ

[調整意図]

A:ぶっぱ

B:余り

S:ぶっぱ

 

襷枠。水と悪という技範囲がかなり優秀だった。先制技の撃ち合いに勝つために、先制技はアクジェではなくフェイントにした。

陽気にしてしまうと、パーティ単位できついコジョンドをアクブレ+フェイント倒そうとしても乱数になるため、確実に倒せるよう意地っ張りにした。

実際は、コジョンドを相手することはなかったのだが、代わりに最速ダゲキがインファを撃ってBが下がった後にアクブレを撃つ事でフェイント圏内に入って倒せたというパターンがあった。

インファはとりあえず技範囲を広げたくて採用した。

 

セキタンザン@パワフルハーブ

特性:炎の体

控えめ:211(204)-X-140-145(252)-110-57(52)

技構成:放射/メテビ/ソラビ/ステロ

[調整意図]

H:余り

C:ぶっぱ

S:4振り35族抜き

 

ニダンギルに強い。ウォーグルに強い。スピンロトムに強い(泥かけ持ちを除く)。

物理型にするか特殊型にするか大会開始直前まで悩んでいたが、ニダンギルに強いという理由で特殊になった。

物理型か特殊型のどっちにするかの相談に乗ってくれたねむねむさん(@nemunemu_tm)ありがとうございました。

 

ハガネール@イバンの実

特性:頑丈

勇敢:182(252)-150(252)-221(4)-X-85-31 (S0個体)

技構成:ジャイロ/地震/ロクブラ/毒々

[調整意図]

H:ぶっぱ

A:ぶっぱ

B:余り

 

補完枠のつもりで入れたらめっちゃ活躍しててびっくりした。

頑丈で強引に切り返せるのが雑に強かった。

パーティ全体できつい耐久ポケモンへのもう一つのルートとして、堪えるではなく敢えて毒々を採用した。

 

【結果】

戦績10勝1敗・最終レート1628・3位

 

【終わりに】

ここまで見て頂きありがとうございます。

初めて殿堂入りできた上に、割と好きなポケモンスピンロトムヤドキングで3位に入れたので、めちゃくちゃ嬉しいです。

禁止杯の面白いところは、ランクマでは殆ど見ないポケモンが使えるだけでなく、過去作を使って普段は見ないような奇想天外な技構成のポケモンが使えるところだと思います。

今大会でそれを改めて感じました。

本大会を主催してくれた海鼠さん、及び関係者の皆さん、対戦してくれた皆さん、構築相談に乗ってくれたねむねむさんありがとうございました!

 

それではまた!